EU法改正案、サイバー攻撃の実行者に2年以上の拘禁刑を検討 7
ストーリー by headless
検討 部門より
検討 部門より
taraiok 曰く、
EU議会が現在検討しているEU法の改正案では、サイバー攻撃の実行者に2年以上の拘禁刑が求刑されるという(EU議会のプレスリリース、 TechWeekEurope UKの記事、 本家/.)。
改正案はEU議会のCivil Liberties Committeeで賛成50、反対1、棄権3で承認された。成立すれば、1回のシステム侵入で2年以下の刑と定める英国のComputer Misuse Actよりも重い刑罰となる。このほか、ボットネットによる大規模な攻撃や、多大な被害を与えた場合などは5年以上、IPスプーフィングは3年以上の刑となり、ハッキングツールの作成や配布も違法行為とされる。また、人を使ってライバル企業を攻撃させた場合などは、雇い主の責任も問えるようになる。EU議会のMonika Hohlmeier報告官は、夏までにEU議会と理事会の承認を得たいとしている。
IP偽装が刑罰の対象って (スコア:2)
The Onion Routerなんか使用禁止なんじゃないの?
Re: (スコア:0)
NATも使用禁止&処罰対象ですね。
Re: (スコア:0)
LinuxカーネルにはIPマスカレード機能が付いてるから犯罪幇助OSとして開発者も処罰の対象だな。
冤罪が心配 (スコア:0)
サイバー攻撃の現行犯なんて、よほどの幸運がないと100%確からしい状態にできないでしょ(例えば攻撃している画面と操作者を後ろから隠し撮りとか)。PCのリモートコントロールなんていくらでもできる以上、誰かのPCから攻撃を偽装したあと、痕跡を消してずらかるなんて(外の犯罪の偽装に比べれば)簡単だと思う。
# まぁ、誰かを貶めたければチャイルドポルノを投げ込めばそれで終わりだけどな。
Re: (スコア:0)
岡崎図書館事件みたいのもあるし。
優先順位 (スコア:0)
EU法って全ての加盟国の国内法より優先されるんでしょうか。
それとも努力目標みたいなものになるんですかね。
Re:優先順位 (スコア:2, 参考になる)
今回のはDirectiveってあるんで、
加盟国が国内法の整備して対応しないといけないやつですね。